2025年04月8日
生徒のみなさん、おはようございます。昨日、入学式を終え、中学生24名・高校生380名、合わせて404名の新入生をお迎えしました。そして本日、全校生約1,100名がそろいました。
令和7年度の1学期始業式にあたり、みなさんにあらためてお伝えすることがあります。本日から時程が変わり、授業は、週5日・45分授業となり、土曜日の「サタ活」が始まります。「サタ活」は、各学年、おおむね月1度は全員登校の日があります。その他の土曜日は、教科の講習・部活・学校行事に向けた準備・校内校外での探究活動・自学自習、などに取り組んでもらいます。土曜日は、今年度より、みなさんが自分で選んで主体的に活動する、プラスαの時間となります。詳しくは、今後、各学年の先生から連絡があります。
さて、新学期にあたり、「いつも機嫌がいい人の小さな習慣」という本の内容を題材にして、お話をしたいと思います。みなさんの新学年の学校生活の参考にしてもらえればと思います。ちょっとした習慣や心がけで「いつも機嫌がいい人」になれます。そして、そういう人は魅力的で、明るい印象を持たれ、人やチャンスが集まってくることになります。では、何を心がけるかというと、笑顔と“ありがとう”とあいさつです。
いいことがあったときだけではなく、気が滅入りそうなときこそ笑顔で過ごすと明るく前向きな気持ちになってきます。笑顔は自分を幸せにしてくれる、いちばん簡単なスキルです。
次に、身近にいる人に、ちゃんと「ありがとう」が言えていますか。「ありがとう」は、相手に感謝の気持ちを伝えるための言葉でもありますが、自分自身の心をきれいにしておくための“おまじない”でもあります。
最後に、「あいさつ」は、大阪青凌の良き校風のひとつです。これからも、生徒のみなさんも先生たちも自然にあいさつが飛び交う学校でありたいと思っています。クラスメートや先生・来校者に対して、自分からすすんであいさつをするようにしてください。相手の目を見て丁寧にあいさつしましょう。あいさつは単なる儀礼ではなく、相手に親近感の気持ちを伝えるメッセージです。自分からあいさつができる人は、人間関係を明るく変えていける人です。そして、あいさつをされていやな思いをする人はいません。うれしいと感じ、きっとあなたのことを好意的に見てくれます。このように、あいさつというのは、コミュニケーションであり、社会へとつながっていく第一歩です。
ぜひ、在校生のみなさんには、この校風を受け継いでいってほしいと思います。よろしくお願いいたします。
1学期始業式にあたり、私の話は以上です。ありがとうございました。