校長ブログ

2020年09月16日

大学入試シーズンに向けて

昨日は、高校3年生の教室近くに設置された絵馬を紹介し、大学入試のシー
ズンが幕あけしたことをお伝えしました。今年の大学入試は、さまざまな点
でこれまでと様変わりした入試になろうとしています。あらためてその点を
振り返ってみます。

 

まず第一に、センター試験が大学入学共通テストへと変わります。2013年に
設置された教育再生実行会議の提言を下に、さまざまな改革がなされようと
したわけですが、結果を見ると、大きな改革の目玉であった「英語外部試験
の導入」「国語および数学での記述式問題の導入」そのいずれも導入が見送
られました。共通テストは、名称は変わりましたが、これまで通りの出題傾
向が続くとみてよいでしょう。
ただこの4~5年、センター試験そのものが大きく変わってきています。単
純に答えを求める問題から、読解力を要する問題が多くなっているのです。
過去問をやってみると、その傾向はさまざまな教科の問題に見てとれるはず
です。

 

一方、これまでAO入試と呼ばれていた試験は、総合型選抜と呼ばれるように
なりました。こちらは昨日から出願が始まっています。そして新型コロナウ
ィルスの影響で、オンライン面接が多くの大学で予定されています。本校生
は、臨時休校が終了する前にスカイプを使って、全員が担任の先生と面談し
ていると思いますので、その経験を生かしてほしいと思っています。
なお、今月9日に、文部科学省が、通信環境の不具合が受験生の不利になら
ないよう対策を求める通知を全国の大学に出しています。これは、一部の大
学の募集要項などで、「通信の不具合が起きた時は、試験を不成立にする可
能性がある」「試験開始時間を過ぎても接続されない場合は欠席とみなす」
等々の記述が見られたためです。万一そんな事があったとしても、この文科
省の通知がありますので、受験生が一方的に不利になることはないと思いま
す。あわてないで冷静に対処してください。
そして何よりも大事なのが体調管理です。朝晩、かなり冷え込んできました
ので、風邪などひかないように気をつけてください。
福力