校長ブログ

2020年07月28日

東北・北海道③

①で、今回の下見の距離が800kmを超えるロングドライブになったと書きましたが、
その長い道のり、今回お世話になった運転手さん(瀬戸さん)といろんなお話をし
ました。最初はもちろん次に向かう目的地の話や、途中、車窓から見える風景の説明
などをお聞きしていたのですが、なにせ次の目的地まで、長い場合は2時間超あった
ので、自然と瀬戸さんのお仕事の話やプライベートな話などに発展していきました。

 

まず聞いて驚いたのが、瀬戸さんの車に多くの有名人が乗られているということでし
た。決して自慢話としてではなく、自然な会話の流れで分かったことなのですが、ま
ず羽生結弦君(よく考えると彼は仙台出身でした?)、そして嵐の各メンバー、かわ
ったところでは、イーロン・マスク(米国の電気自動車会社テスラのCEO)も。
特に羽生君の姿勢、態度はとてもすばらしいものがあると褒めておられたのが印象的
でした。一方、態度の悪い有名人もたくさんおられたようなのですが、その名前は決
しておっしゃいませんでした。さすがプロです。

 

運転手さんを勤める前は、水質を調査する分析官のようなお仕事をしておられたよう
ですが、自然が恋しくなって故郷の東北に戻られたとのこと。今回の震災では、たま
たま非番の日で、結果、家は流されたものの、家族を車で避難させることができたそ
うです。
また東北に戻ってから、スノーボードを始められたようで、今はインストラクターの
ライセンスまで取得。一方でゴルフはシングルプレーヤーの腕前だそうです。仙台は
冬、寒いけれど雪は降らない、一方、夏は関西よりずっと涼しい、加えて海の幸山の
幸にもあふれ、牛タンや魚介類は絶品と聞き、瀬戸さんのライフスタイルともども、
とてもうらやましく思いました。
北海道は言うに及ばずですが、東北も本当に魅力的なところであることを、今回の下
見で再認識しました。本隊の修学旅行をぜひ実現したいと思っています。
福力

※この項、終わります。