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青雲・凌雲(校長ブログ)

2021入試の結果とこれからの大学入試②

2021年06月21日

前回に引き続き、2021入試の振り返りです。
ここ数年、私立大学については定員厳格化の影響で、特に中堅私大の難易度が急上
昇し、受験生の安全志向が顕著になっていました。今年はこれに入試改革とコロナ
禍の影響が重なり、安全志向+地元志向が強まると予想されていたのですが、その
結果はと言うと、

 

「どこの大学も軒並み受験者数が減ったことで、こうした志向は顕著には読み取れ
ない・・・・という結果に終わりました。( 中略 ) 一方、志願者数は昨年比
で減っているものの、合格者数は増えているのが総合型選抜・学校推薦型選抜です。
・・・・・一般選抜から総合型選抜・学校推薦型選抜へという流れは、この先も加
速することが予想されます。」(大学入試解体新書 14ページ)

 

早期に進学先を決めたいという受験生のニーズと、点数だけで判断するのではなく、
大学で何を学びたいか、将来についてどんなキャリアパスを描いているかを明確に
している受験生を入学させたいという大学の思惑が一致して、今後もこの流れは続
きそうです。
この総合型選抜で勝負したい受験生に必要なのは、「自分にはこの大学しかない」
が言えているか、説得力があるかが勝負(教育ジャーナリスト 山内太地さん)と
いうことです。

 

さらに2021大学入試から始まった大学共通テストについての評価については、大学
入試のあり方に関する検討会議メンバーであり、全国高等学校校長協会会長の萩原
聡さんが次のようにコメントしています。

 

「じっくり考える力というよりは情報処理スピードを問う試験になったという印象
はありますね。しかし日頃から長文に慣れている成績上位の生徒にはほとんど影響
なかったといわれています。」

上のコメントにもあるように、大きく変わると言われていた大学共通テストですが、
大半の識者は、特に大きな変化はなかったと見ています。さらに、今後の変化につ
いては、

「最大の論点は、記述式出題と、英語4技能評価ですが、まず、共通テストで記述
式問題が復活することはないでしょう。英語4技能評価は、意見が分かれています。
一番の問題は、50万人規模のスピーキングの評価ができるのかということ。共通テ
ストで4技能すべてを測るのではなく、各大学がアドミッションポリシーに合わせ
て個別試験で対応するのが一番すっきりすると思います。」

 

記述式の復活はないと考えてよさそうです。ただし国公立大学を志望する受験生は、
当然ながら2次試験対応で文章記述力、読解力は重要であることに変わりはありま
せん。
福力

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