校長ブログ

2019年09月25日

How dare you!

ニューヨークの国連本部で開かれている気候行動サミットで演説した16歳の高校生の
スピーチが、世界で注目を浴びています。彼女の名前はグレタ・トゥーンベリ。スウ
ェーデンの高校生です。
今日の朝日新聞も、1面そして11面で大きく写真つきで彼女をとりあげています。特に
11面の写真は、国連本部に到着したトランプ大統領を厳しく見つめているものでした。
しかし、彼女のこのスピーチは、動画で見ないと、その熱意は伝わらないでしょう。
時に涙で声をつまらせながら、そして怒りで声を震わせながらのスピーチは、私たち
一人一人の胸につきささるようでした。(動画は以下のURLを参考にしてください)
昨年、彼女は、地球温暖化が進む現状に対して、危機感をともなった行動を起こさな
い大人に抗議して、学校を休んでスウェーデンの議会の前で訴えるということを始め
ました。
このたった一人の行動から、今や、彼女に触発された数百万人にもおよぶ高校生が学校
を休んで、行動を起こさない大人に、政治家に、そして国際機関に訴える行動へとつな
がっているのです。
彼女が持っている危機感。私たち大人はどれほど共有できているでしょうか。彼女が主
張しているように、私たちに残された時間はもうそれほど多くないのかも知れません。
福力
※https://www.youtube.com/watch?v=PahnVMxQulk
(国連気候行動サミットでのスピーチ グレタ・トゥーンベリ)