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青雲・凌雲(校長ブログ)

The Singularity is near.①

2018年01月6日

3学期始業式で、「シンギュラリティ」という概念の紹介をしました。
私は、この言葉を一昨年、初めて知り、この欄で取りあげました(2016.6.29)が、
もともとこの概念は米国の未来学者、レイ・カーツワイルが今世紀初めに紹介し、
世界的に知られるようになったものです。最近では、日本でもこの言葉が広まって、
その意味を知る人が多くなってきたように思います。
昨年末のNHKの番組(「人間ってナンだ?超AI入門特別編」2017.12.29)で、カーツ
ワイル本人が、インタビューに答える形で、この概念について語っていたのですが、
そのあまりに楽観的な未来像には驚かされました。
始業式の短い時間では、この概念を説明しきれませんでしたので、このブログを使っ
て、あらためてこの概念をとりあげてみたいと思います。

レイ・カーツワイルが、「シンギュラリティ」という概念を初めて紹介したのは、
『シンギュラリティは近い~人類が生命を超越するとき』(2005)という本で、コン
ピュータの計算速度が指数関数的に上昇していけば、2045年の時点で、その速度が全
人類の脳すべてに比肩するようになるというものでした。
人工知能が全人類の脳と肩を並べる、あるいは追い抜く時、何が起こるのか?
その時、想像を絶する、予想できない、空前絶後の(シンギュラー)変化が起こると
いう意味合いを、彼は「シンギュラリティ」という言葉で表現したのです。
NHKの番組でカーツワイルは、2030年代に、生物としての脳と人工的な脳(つまりは
AI)が融合するだろうと、そしてそのことによって、われわれ人類の脳は、約200万年
前に起こった進化と同等の進化をとげるだろうと予想していました。
それはこれまでの人類を旧型とすると、人類ver2のように。これだけを聞けば、まさに
トンデモ本の類いの発想に近いように思います。しかしそれにもかかわらず、なぜこれ
ほどまでにこの概念が人口に膾炙するようになったのでしょうか。続きは次回に。
福力

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