校長ブログ

2019年03月7日

英語のアナウンス

先日、車の中でラジオを聞いていて、ピーター・バラカンさんが、日本で聞かれる英語の
アナウンスについて興味深いお話をされていました。(2019 2.15 The Life Style Museum :Tokyo FM)
彼がデパートでエレベーターに乗り、8階から1階まで各駅停車でいって降りようとした時、
まず日本語で「お待たせしました。1階でございます。」というアナウンスが流れたそうです。
そしてその後に、英語で”Sorry to keep you waiting."というアナウンスが流れ、彼はついに吹き
出してしまったというのです。文法的には全く間違っていないセンテンスですが、英語ではこ
のようなシチュエーションでは、この台詞は絶対に言わないらしい。
この話に続けて、彼は日本の新幹線で流れる英語のアナウンスがひどすぎて、毎回毎回聞く度
にストレスになると言っていました。さらにもしご連絡いただければ、無料で相談にのるとまで。
たまに新幹線に乗って、英語のアナウンスを聞く度、私はそのセンテンスが正しいものだと信
じて、時にはアナウンスに続けて小さな声でリピートしていたので、とてもショックでした。
国際化が進む日本。私たちが気づかない変な外国語のアナウンスはもっとあるのかも知れません。
福力