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大阪青凌中学校・大阪青凌高校

青雲・凌雲

センター試験まであと1週間

2020年01月11日

  

 

いよいよセンター試験まで、あと1週間となりました。
センター試験当日、試験会場入り口で配る応援メッセージつきのキットカットが
第1職員室に用意されています。
この応援メッセージは、教員がそれぞれの思いを自ら綴ったものです。私も、そ
の思いを書かせてもらいました。ひとつは「深呼吸!!」(試験会場で落ち着い
て平常心で受けてもらうために)、もうひとつは「大丈夫」(自信を奮い立たせ
るために)と書きました。
この小さなチョコが、会場に向かう1人1人の心を落ち着かせ、実力を発揮でき
るきっかけとなることを祈っています。
福力

第3学期始業式

2020年01月7日

皆さま、新年あけましておめでとうございます。今日は3学期始業式。冒頭の校長あいさつ
を掲載させていただきます。今年もよろしくお願いいたします。

 

みなさん、新年あけましておめでとうございます。
年末年始、家族や親戚の方々と、そして友人と有意義な日々が送れましたか?
そして昨年末の2学期終業式で、私から読書のすすめをお話したのですが、この休みを通して、
読書に親しんだ人はいますか?また皆さんからおすすめの本があれば、教えてほしいです。そし
て多くの人が、読書の楽しさに目覚めてほしいと切に願っています。

 さて、皆さん知っての通り、今年2020年は、東京で2度目のオリンピックが開催されるオリン
ピックイヤーに当たります。先のオリンピックが開催されたのは、1964年。つまり今から半世紀
以上前のことになります。
 この時と今年開催されるオリンピックを比べると、その時代背景を含め、さまざまな違いがあ
ります。その1つを紹介します。今から挙げる種目について、1964年と2020年のオリンピックの
大きな違いは何でしょうか?ちょっと考えてみてください。よろしいですか。マラソン、柔道、
レスリング、バスケットボール、サッカー、ウエイトリフティング。
わかりますか?ちなみに、これらの種目は1964年でも2020年でも、正式な種目であることに変わ
りありません。ではその違いとは何か?
 実は、1964年の大会では、これらの種目は、すべて男子のみで行われたのです。男子の種目は
全部で126種目。これに対して女子の種目は、たった31種目しかありませんでした。今では考えら
れない大きな違いの1つです。
 さらにオリンピックの時代背景も大きく異なります。1964年の大会では、敗戦から復興した日
本をアピールするのが大きなテーマでした。太平洋戦争の終結は1945年、それからわずか19年で
オリンピック開催につなげたのは、今考えると大きな驚きですが、さらにこの舞台を日本は復興
の大きなアピールの機会として考えました。そしてオリンピックに間に合うように、いそいでつ
くられたのが何か、わかりますか? そうです、東海道新幹線です。東海道新幹線が開業したの
は、1964年10月1日。オリンピックの開催は同年10月10日。まさにぎりぎりのタイミングで間に
合ったのでした。
 一方、今年開催されるオリンピックのテーマの1つになっているのが、サステナビリティです。
サステナビリティとは、持続可能性という意味です。かつてのオリンピックのように、道路をつく
ったり新幹線を走らせたりという経済発展最優先ではなく、いかに資源を無駄にせず、コンパクト
に大会を開催するかということが、大きなテーマになっているのです。このように時代背景をみて
も、前回のそれとの大きな変化を読み取ることができます。

 さて話を戻します。今年のオリンピックの開催期間は、7月24日から8月9日です。今、世界中の
アスリートが、この時期に焦点をあわせてトレーニングに集中しています。そして自らのパフォー
マンスを、競技本番の時にベストにもっていけるようにコントロールしようとしています。その彼
らにとって克服しなければならない大きな課題が、いかに緊張をせずに、平常心を保てるかという
こと。メンタルトレーニングです。
 高校3年生は、まもなくセンター試験、私立大学一般入試、国公立大学2次試験と、入試本番の
時期を迎えます。アスリートと同じく、当日、いかに緊張を和らげ、平常心で臨めるかが大きな課
題ですね。今日は時間がないので簡単に言いますが、ポイントは呼吸です。問題に向き合う前に、
ゆっくりと深呼吸してみてください。自らのメンタルをリセットし、平常心を保つ助けとなります。
そうして、これまでの努力が実を結ぶよう願っています。頑張ってください。
 最後になりましたが、2020年は、大阪青凌の校地移転の年でもあります。自分の通っている
学校が、その校地を移転するというのは、教員にとっても生徒にとってもなかなかないことです。
新しい校地、島本で地域の人々から愛される学校となるよう高校1年生、2年生、そして中学生の
みなさん、協力をお願いします。
 それではこれで第3学期始業式の私の話を終わります。ありがとうございました。

COP25閉幕

2019年12月16日

世界的な気候変動を話し合い、特にCO2の排出規制に取り組む国際会議、COP25が
閉幕しました。日本のメディアがこの会議の内容について取りあげる機会は少なく、
開幕時、また日本から出席した小泉環境相が演説した時、またグレタさんが会場に
到着した時くらいしか記事にはなっていません。(私がウオッチしていないメディア
では大々的に取りあげられているのかも知れませんが)
閉幕時には、CO2の排出量で世界の第1位と2位の国がそろって規制強化に消極的だ
ったというがっかりしたニュースも流れました。
しかし世界では、この気候変動を危機的にとらえ、アクションを起こしている団体
や業界が幾何級数的に増えてきています。以下、webからの情報※をもとに、その具体例
をご紹介します。
夫馬氏の記事によると、COP25に先立つ9月23日にニューヨークで開催された「国連気候
アクション・サミット2019」以来、投資家や銀行団が相次いで、各国政府の政策や融資先
企業に対して、CO2の削減目標を引き上げるよう要請しているということです。
これらの要請をしている主要機関投資家の数は515、彼らの運用額は全部で3,770兆円。国家
規模を優に上回る巨大な金額です。
また131の銀行が署名した「国連銀行責任原則」が発足。融資先の企業が環境にどのような
影響を与えているかを自主的に測定し公表していくといいます。機関投資家も銀行も、今の
気候変動を大変危機的なものととらえ、本気で活動していこうとしているのです。
欧州や米国のメディアがCOP25の議事内容をどれほど詳しく伝えているのかは知らないので
すが、どうも日本とのギャップは広がっているような気がしてなりません。
※「グレタさん演説のウラで、日本メディアが報じない「ヤバすぎる現実」 
  巨額マネーが動き出した 夫馬 賢治   https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67794
福力

読解力急落

2019年12月13日

  

先週の読解力急落の記事。かつてPISAショックと言われた2006年の結果と同じ
順位まで読解力の順位が下がったという内容でした。
しかもこのデータを新聞や小説、伝記などを読む生徒とそうでない生徒に分けて
クロス集計してみると、すべてのクロスで「読む生徒」がそうでない生徒の得点
を上回っていました。PISAの問題も同時に掲載されていましたが、文章を普通に
読めば、簡単に回答できる問題でした。回答が記述形式になると、白紙の回答も
多いようです。

読売新聞の記事によると、大学でまともな文章が書けない、「接続詞」が使えな
い学生が目立ってきているとのこと。原稿用紙2枚分、計800字の作文を、すべ
て「、」でつなげて1文で書いてきた生徒や、なんと接続詞の代わりに「→」を
使う学生の例が取りあげられていました。
大学入試改革が「英語民間試験導入延期」、そして今「記述式問題」も延期され
ようとしている流れと逆の現状が浮き彫りになっている気がします。
福力

『美しき愚かものたちのタブロー』

2019年12月10日

  

 

作家というのは、デビューできても、その後何年も作家のポジションを維持し続ける
のはとても難しいと思うのですが、その点原田マハさんは、とても大きな鉱脈を持っ
ているなあと改めて感じました。その鉱脈とは、もちろん「絵画」という芸術。
彼女の新作『美しき愚かものたちのタブロー』(文藝春秋)を読んだ最初の感想です。
今回のテーマは、日本の若者に本物の西洋絵画を見せようとした松方幸次郎の、いわ
ゆる松方コレクションの話。この松方が大金を使って収集した西洋絵画のコレクショ
ンは、第2次世界大戦の勃発でフランスに留め置かれるのですが、戦後、フランスに
接収されてしまうのです。それを日本に取り返そうと、美術史家の田代雄一や官僚たち
が、敗戦国という弱い立場でフランスと交渉するというのが、この本のお話。
ページを繰る度に時代は前後しますが、それを苦にすることなく読むことができます。
特に圧巻は、戦火の中で松方コレクションを守り抜いた日置釭三郎が出てくる後半です。
この部分だけでも映画1本の内容はあると感じました。
福力

第2回高校入試説明会

2019年12月7日

  

 

第2回高校入試説明会を新校舎にて行いました。
新体育館いっぱいの保護者、生徒の皆さまにご参加いただきました。
寒い中、ご来校いただき誠にありがとうございました。この後、アンケートを
読ませていただき、今後の参考にさせていただきます。
また申し込みが定員を超えたため、参加できなかった方が多数おられたとお聞き
しております。大変、申しわけありませんでした。
福力

第2のYou tuber

2019年11月30日

 

本校第2のYoutuberが誕生し、活躍しています。本校数学科の釘尾先生です。
本時のテーマは「2次不等式の利用」でしたが、すごくわかりやすい授業でした。
前にも書いたことなのですが、あらためてすごい時代になったものです。高校生
の時に数学が苦手だった私は特に、こんなものがあったらもっと数学がわかるよ
うになっていただろうなと感じます。
何度も見られて、分からないところだけ繰り返すなど自由自在(当たり前ですが)
学期末試験をひかえ、生徒たちも十分に活用していることでしょう。すでに視聴
回数は150回を超えていました。
福力

第3回中学校入試説明会&プレテスト

2019年11月23日

 

 

第3回(最終)の中学校入試説明会を開催いたしました。連休中にもかかわらず大勢の
保護者・生徒の皆さんにご参加いただきました。
実は新校舎を受験生や保護者の皆さまにご披露するのは、今回が初めてでしたが、思いの
ほか賞賛の言葉をいただきました。新しいカフェテリアで提供予定のパンのお味はいかが
だったでしょうか。
本日はご参加いただきありがとうございました。
福力

中学校総合学習

2019年11月14日

  

 

久しぶりに中学校の総合学習を担当しました。
中学校3年生にはコマーシャルをテーマに、CMと視聴率の関係、いろんなテレビCMを見て
「どんな工夫をして、CMは商品を記憶に残そうとしているか」などなどを聞いてみたのです
が、中学生はどんどんこちらの質問に答えてくれます。
そしてCMの主戦場がテレビからインターネットに移ったことを取りあげ、Googleという会社
がどんな風に収益をあげているのか、具体的にGoogleのポータルサイトを見ながら説明しまし
た。Googleの収益のほとんどが広告だと気づいてくれたかな。
短縮授業だったので、最後は駆け足でメディアリテラシーの説明をしたのですが、これは時間
が短かったので、その真意があまり伝わらなかったかもと反省。
中学校1年生では、錯視をテーマにして、人間が「ものを見る」という行為を、さまざまな形
で体験してもらいました。ここでは、「ものを見る」主体は、眼ではなく脳なのだと気づいた
生徒が多かったので、その気づきの早さに驚かされました。最後は有名な3Dドラゴンを教卓
において、その不思議さを体験してもらいました。全員が教卓に寄ってきてくれて、興味深そ
うに体験してくれたので、私も楽しく授業を終えることができました。
今月末には、中2の総合学習を担当する予定です。
福力

まさかの展開

2019年11月12日

今月1日、文部科学省から英語民間試験の共通テストへの導入実施延期が突然発表
されました。1日は共通ID申請の日。「まさか・・・」というのが正直な感想でし
た。そもそも大学共通テストの導入検討初期の頃を振り返ると、これまでさまざま
な案が出ては消えてきました。
例えば「合教科試験」。これは複数の教科を融合した問題を作成するというもので
した。例えば数学と理科、国語と英語の融合というような。しかしこの案は早々に
姿を消しました。今思えば、その理由もはっきりとはあかされないままでした。
「複数回受験」の試みもそうでした。
そうしてさまざまな案が出ては消えた末に、国語と数学での記述式問題の導入、そ
して英語の外部試験の導入が決定された経緯があります。
特に、英語の外部試験導入については、英語の専門家からは、当初からかなりの反
対がありました。しかし文部科学省は当初から導入ありきで動いてきた気がします。
我々はその様子を見て、これは最終的に実施されると判断せざるを得なかった訳です。
それがここにきての延期決定。翌日の日本経済新聞は次のように論評しています。

「高校、大学の関係者は改めて政治の恐ろしさが身にしみただろう。専門家が制度の
問題点をいくら指摘しても聞かなかった文部科学省があえなく見送りに応じたからだ」
                       (2019.11.2 日本経済新聞 朝刊)

今回の実施延期について、さまざまな新聞やメディアの論評を見ましたが、この論評
が、まさに今回の事態を言い当てていると感じました。改革は政治的に始まり、政治
に主導され、そして政治的に葬られた、そんな気がします。
福力
   

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