校長ブログ

2018年06月6日

研究授業

 

 

 

 

教育実習生の研究授業発表が佳境を迎えています。今日6日までが実習期間です。
昨日は研究授業と並行して、中学校のイベント「古典芸能鑑賞会」として落語を
聞く会も開かれていました。その会で、落語家の方が、こんなお話をされていま
した。
「落語」は、映画とかショーとは違って、明るい部屋でやるんです。それはなぜ
かというと、我々落語家がお客さんの反応をみながら落語をするということなん
です。お客さんの方も、「見ている」だけと思っているかも知れませんが、実は
話し手に「見られている」んです。そしてお客さんの反応が、落語家を刺激して
語りに熱が入る、面白くなる、という風に、「話し手」と「聞き手」の双方の共
同作業、これがライブということなんです。そこが落語の面白さなんです、と。
学校の授業も同じなんじゃないか、聞いていて、ふとそう思いました。
福力